新しいことに挑戦するとき、
「もう少し勉強してからにしよう」
「ちゃんとできるようになってからやろう」
と思うことがあります。
私もずっとそうでした。
デザインを学び始めてからも、「まだ初心者だから」「もっと作品を作ってから」「ポートフォリオが完成してから」と、できるようになることを待ってから次に進もうとしていました。
もちろん、勉強することは大切です。
でも最近、実際に案件へ応募したり、人と話したり、コーディングに挑戦したりする中で、
「できるようになってから挑戦しようとしていたら、いつまで経っても始められないのかもしれない」
と思うようになりました。
最初は「勉強→できるようになる→仕事」だと思っていた
デザインの勉強を始めた頃、私の中にはなんとなく、
勉強する
↓
スキルを身につける
↓
ポートフォリオを作る
↓
仕事に応募する
という順番がありました。
必要なスキルを一通り身につけて、「これなら仕事にできる」と思える状態になってから案件に応募する。
その方が安心ですし、失敗する可能性も少ないように思えます。
でも、勉強を続けていると次々に知らないことが出てきます。
Photoshopを覚えたらIllustrator。
デザインを学んだらコーディング。
HTML・CSSを学んだらBEMやSCSS。
制作ができるようになったら、今度は営業やマーケティング。
「ここまでできれば大丈夫」という場所が、なかなかやってきません。
実際にやったから見えた課題もあった
少しずつ案件に応募するようになってからは、勉強しているだけでは分からなかったことも見えてきました。
どんな仕事が募集されているのか。
自分の今のスキルで応募できるものは何なのか。
ポートフォリオでは何を見られるのか。
クライアントにどう伝えればいいのか。
そもそも、どうやって仕事を見つけるのか。
これは教材を見ているだけでは、なかなか実感できなかった部分です。
人と話すようになってからも同じでした。
フリーランスとして働いている方から話を聞いてみると、仕事の取り方も、学び方も、必要だと考えているスキルも人によって違います。
実際に動いたことで、
「私は制作スキル以外のことも知らないといけないんだ」
と気づきました。
コーディングも「分かってから作る」は無理だった
最近学んでいるコーディングでも、似たことを感じています。
BEMやSCSSについて説明を聞いても、最初はよく分かりませんでした。
「理解してから課題をやろう」と思っていたら、なかなか進まなかったと思います。
実際には、分からないままコードを書いて、
「なんで画像がこんな表示になるの?」
「文字が真ん中に来ない」
「ここはどのクラスにすればいいんだろう」
と何度も詰まりました。
そのたびに調べて、直して、また次へ進む。
そうしているうちに、
「これは親要素側で指定するのかも」
「このまとまりで考えればいいのかな」
と、少しずつ分かることが増えていきました。
理解してから実践したのではなく、実践したから理解できたこともたくさんありました。
「できない状態でやる」のはやっぱり怖い
とはいえ、今でも怖さはあります。
特に仕事となると、
「今の実力で応募して大丈夫なのかな」
「できなかったらどうしよう」
「もっと上手な人がたくさんいるのに」
と思います。
デザインのフィードバックを受けるたびに、自分の引き出しの少なさを感じることもあります。
参考デザインを見ても、なぜ良いのか分からない。
自分で作ると似た構成になってしまう。
そんな状態で「挑戦しよう」と言われても、不安になるのは当然だと思います。
だから私は、何でも準備不足のまま飛び込めばいいとは思っていません。
仕事なら、相手に迷惑をかけないための最低限の準備も必要です。
でも、
「不安がなくなるまで待つこと」と「必要な準備をすること」は違う
のかもしれません。
挑戦することも勉強の一部だった
最近は、
勉強してから挑戦するのではなく、挑戦することも勉強の一部
だと考えるようになりました。
まず今の自分でやってみる。
分からないことが出てくる。
足りないものが分かる。
そこを勉強する。
もう一度やってみる。
この繰り返しです。
実際にやってみれば、
「デザイン力が足りない」
「コーディングのこの部分が弱い」
「営業の方法が分からない」
など、自分に必要な学習も具体的になります。
何となく「もっと勉強しなきゃ」と思っている状態より、次にやることも分かりやすくなります。
「できない」をもう少し細かく考える
最近学んだ中で、印象に残っている考え方があります。
できないことがあったときに、
「自分にはできない」だけで終わらせず、なぜできないのかを考えること。
知識が足りないのか。
技術が足りないのか。
経験が足りないのか。
そもそも方法を知らないのか。
「できない」とひとまとめにすると、とても大きな壁に見えます。
でも原因を細かくすると、
「じゃあ、ここを調べればいい」
「これは練習すればいい」
と、次の行動に変えられます。
これは今後も意識していきたいと思っています。
完璧になる日を待たずに進みたい
デザインを始めた頃より、できることはかなり増えました。
それでも今の私は、分からないことだらけです。
きっと半年後も、新しい「分からないこと」が出ていると思います。
だから、
「全部できるようになったら挑戦する」
という日を待つのはやめたいと思います。
もちろん、何でも勢いだけで始めるのではありません。
必要なことは勉強する。
分からなければ調べる。
人に聞く。
できなかったら振り返る。
そして、またやってみる。
今の自分にできる範囲で挑戦しながら、その中で必要になったものを身につけていく。
これからは、そんな学び方もしていきたいと思います。
「まだできないから」と止まるのではなく、
「今の自分なら、どこまでできる?」
と考えながら、一歩ずつ進んでいきたいです。
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