学び直しを始めた頃は、やりたいことが今ほど多くありませんでした。
まずはデザインを勉強する。
Photoshopを使えるようになる。
バナーやWebサイトを作れるようになる。
最初は、それだけで精一杯でした。
ところが、勉強を続けてできることが増えると、今度はやりたいことまで増えてきました。
Illustratorも使えるようになりたい。
コーディングもできるようになりたい。
ブログも続けたい。
仕事につなげるためにビジネスも勉強したい。
SNSも活用したい。
最近はAIにも興味が出てきました。
やりたいことが増えるのは、悪いことではないと思います。
以前より知らない世界が見えるようになって、「これもやってみたい」と思えるようになったからです。
でも最近、
「全部やろうとすると、結局どれも進まないのでは?」
と考えるようになりました。
今回は、やりたいことが増えた私が「何をやるか」ではなく、**「今、何をやるか」**を考えるようになった話を書きたいと思います。
学べば学ぶほど、やりたいことが増えていった
デザインを始めた頃は、Photoshopを覚えるだけでも大変でした。
でも少し慣れてくると、
「Illustratorも使えた方がいいかも」
「Figmaも必要そう」
と、次に学びたいことが見えてきます。
Webデザインを学べば、
「自分でコーディングまでできたら強いかもしれない」
と思います。
仕事について調べれば、
「営業やマーケティングも知らないといけないのでは?」
と思います。
さらにAIについて知ると、
「これからはAIも使えた方がいい」
と思うようになりました。
一つ学ぶたびに、次に必要そうなものが見つかります。
以前は「何を勉強すればいいのか分からない」と悩んでいたのに、今度は「勉強したいことが多すぎる」という悩みに変わりました。
「必要そう」は、どこまでも増えていく
特に難しいと感じるのが、
「これも必要だよ」
という情報です。
デザインにはIllustratorも必要。
フリーランスなら営業も必要。
SNS発信も必要。
マーケティングも必要。
AIも必要。
人とのつながりも必要。
一つひとつを見ると、確かに役立ちそうです。
実際、話を聞いたり調べたりする中で、
「これも勉強した方がいいかもしれない」
と思うことが何度もありました。
でも、全部を同時に身につけることはできません。
使える時間にも限りがあります。
そこで最近は、
「必要かどうか」だけではなく、「今必要かどうか」を考えることが大切なのではないか
と思うようになりました。
新しいことを始めると、今やっていることの時間が減る
新しいことを始めるとき、以前は「その勉強に何時間かかるか」ばかり考えていました。
でも実際には、新しいことを一つ増やせば、その分だけ何かに使える時間が減ります。
例えば、AIの勉強を1時間増やせば、その1時間はデザインやコーディングには使えません。
SNS発信に力を入れれば、ブログを書く時間が減るかもしれません。
新しい講座を受ければ、すでに受講している教材を進める時間も少なくなります。
つまり、新しいことを始めるというのは、
「何を増やすか」だけではなく、「その代わりに何の時間を減らすか」を決めること
でもあります。
そう考えるようになってから、新しいことを始める前に少し立ち止まるようになりました。
「やりたい」と「今やる」は別だった
以前、動画編集を本格的に学びたいと思ったことがありました。
興味はありますし、今でもできるようになったら楽しそうだと思っています。
でもそのときは、すでにデザインを勉強している途中でした。
新しいスクールに入って、動画編集も同時に学ぶことを考えましたが、
「まず今やっていることをやり切った方がいいのでは?」
と考え直しました。
動画編集を諦めたわけではありません。
「やらない」ではなく、
「今はやらない」
と決めただけです。
この違いは、自分の中ではかなり大きいものでした。
やりたいことを全部捨てる必要はありません。
でも、全部を「今」に詰め込む必要もありません。
優先順位は「一番やりたいもの」だけでは決められない
では、何を今やるのか。
最近は、単純に「一番やりたいこと」だけではなく、いくつかの視点で考えるようになりました。
例えば、
今の目標につながっているか。
期限が決まっているか。
すでに始めていることか。
今やらなければ困ることか。
後からでもできることか。
こうして考えると、同じ「やりたいこと」でも優先順位が変わります。
興味は強くても、半年後から始めても問題ないことがあります。
逆に、それほど楽しいことではなくても、今やっておかなければ次へ進めないこともあります。
「やりたいか」だけではなく、
今の自分がどこへ進みたいのか
から考える必要があるのだと思います。
やることを増やすより、終わらせることも大切
私は新しいことを知ると、つい興味を持ってしまいます。
新しいツール。
新しい勉強。
新しい働き方。
「これを覚えたら、もっとできることが増えるかもしれない」
と思うと、始めたくなります。
でも最近は、新しいものを増やすことだけが前進ではないと感じています。
今取り組んでいる課題を終わらせる。
作りかけのものを完成させる。
一度学んだことをもう一度使ってみる。
フィードバックを修正する。
こうしたことも、同じくらい大切です。
むしろ、始めたものをきちんと形にすることで初めて、
「これができます」と言えるものが増える
のかもしれません。
「全部できる人」にならなくてもいいのかもしれない
勉強していると、何でもできる人が目に入ります。
デザインができる。
コーディングもできる。
動画も作れる。
AIも使える。
SNSも伸ばしている。
そんな人を見ると、
「私も全部できるようにならないと」
と思うことがあります。
でも、一度に全部を身につけようとすると、自分が何を伸ばしたいのか分からなくなります。
できることを増やすことと、自分の強みを作ることは、必ずしも同じではないのかもしれません。
まずは今取り組んでいるものを続ける。
その中で、自分が得意なことや、仕事につながりそうなことを見つける。
必要になったら、そのとき次のスキルを追加する。
今はそんな進み方でもいいと思っています。
まとめ|「やらない」ではなく「今はやらない」
学び直しを始めた頃より、やりたいことはかなり増えました。
それは、できることや知っていることが増えたからこその変化だと思います。
だから、やりたいことが多いこと自体を悪いとは思っていません。
ただ、
全部を同時にやる必要はない。
ということも、最近ようやく分かってきました。
今やることを決める。
今やらないことも決める。
一つ終わったら、次を考える。
興味があることは、「いつかやりたいこと」として残しておけばいい。
新しいことを始め続けるのではなく、今持っているものを育てる時間も作る。
これからは、
「何を始めよう?」だけではなく、「今の私は何を終わらせる?」
という視点も持ちながら進んでいきたいと思います。
やりたいことを減らすのではなく、順番を決める。
それが今の私に必要な「選ぶこと」なのだと思います。
関連記事
SHElikesを先にやり切りたいと思った理由|新しい自己投資より、今ある学びを大切にしたかった
8月の振り返り|「頑張る」から「自分で選ぶ」に変わった1か月
自己投資するなら借金してもいい?悩んだ末に私が出した答え
9月の振り返り|「学ぶ」から「仕事にする」を考え始めた1か月


コメント